私は小学生の頃、重アニメオタクでした。
その頃の五大ブームは、黒子のバスケ、進撃の巨人、ハイキュー‼︎、マギ、Free!
赤司征十郎や及川徹にガチ恋を拗らせていて占ツク(死語)を3DSのブラウザで読んでいた限界夢女子でした。
この頃、ジャニーズには1ミリも興味がありませんでした。むしろ嫌悪しているくらいでした。
苦手な人先輩たちがみんなジャニオタだったということもあり、
『絶対ジャニーズなんて好きにならない』
と謎に心に誓っていました。
そもそも、ジャニーズ以前に3次元に全く興味がありませんでした。保育園児の時にヒコザル、小学校低学年の時には辺里唯世にガチ恋を拗らせていました。
でも、テレビドラマを見ることは好きで、毎週色々なドラマを見ていました。
小学6年生の夏に毎週『スターマン・この星の恋』を楽しみに見ていました。その頃は、福士蒼汰が大ブームで、友達もみんな福士蒼汰が好きでした。でも、私は福士蒼汰に興味はありませんでした。寧ろスターマンを毎週見ていて
『この長男めっちゃカッコよくない?何この子?すごい顔』
と思っていました。今、スターマンを見てもきっと『可愛いね〜〜♡♡』と思うだけなのでしょうが、やはり大西流星くんとは同い年なので、スターマン放送当時は
カッコいい!!!!!!!!!!
という感覚でした。顔がとにかく好みでした。
とりあえず、名前を検索しました。その当時、私はスマホを持っておらず3DSを駆使していたため、3DSのインターネット機能を使い検索しました。ですが、3DSのインターネット機能を使って調べたところで大した情報量にはなりませんでした。そもそも、私の家にはパソコンがありませんでした。そのため、YouTubeなどの動画も見ることが出来ませんでした。そのため、ジャニーズJr.の大西流星くんってことが分かったらそれで満足してしまい、それ以上は調べませんでした。
ですが、
その1年後の中学1年生の秋にまた大西流星くんを目にする日がやって来ました
私は中学生になっても相変わらず限界オタクでした。念願のスマホは買ってもらえましたが、永遠にアニメを見ていました。
でも、身の回りで一つ変わったことがありました。
中学校に入学してすぐに同じアニオタだった友達がHey!Say!JUMPにハマりました。互いに一生アニオタだと思っていたので衝撃でした。
ですが、友達が全力でJUMPをステマしてくるので、メンバーや曲を覚えて一緒にDVDを見るようになりました。(全国へJUMPツアー2013を永遠に見ていました)
特別、顔が好きなメンバーがいたとかではなく、なんとなく『カッコいいな〜』と軽い気持ちで見ていました。夏には山田涼介主演のテレビドラマ『金田一少年の事件簿』が放送され、ウィークエンダーが大流行し、必死にウィークエンダーのラップを覚えたりしていました。
そして、その友達はある日『最近ジャニーズJr.にハマってるんだよね』と言ってきました。
私はそこで初めてジャニーズJr.という存在を知りました。ジャニーズもたいして分からないのにジャニーズJr.なんて分かるはずもありませんでした。平野紫耀が好きと言われましたが、「すげえ名前…しょう…」としか思わず深く話を聞いたりもしませんでした。
その頃、私はLINE民でした。(死語かも)今はtwitterやインスタでオタクと繋がりがちですが、当時はLINEでたくさんグループ作ってそこに参加して友達増やしていくってことがよくありました。私はとにかく友達を増やしたかったので、色んなグループに招待して貰っていました。私が入るグループは主に自分の好きなアニメの話をするグループや創作なりきりグループ(圧倒的黒歴史)でした。自分で名前とかキャラ設定考ていた大地獄
ですが、ある日”なにきん”という名前のグループに招待されました。その言葉の意味は分からなかったけれど、とりあえずそのグループに入りました。そして、そのグループのアイコンの画像を見て衝撃を受けました。
この写真がグループのアイコンとして使用されていた画像です。
『なんで坊主の人がいるの?????この人たちアイドルか何かだよね…?坊主??』
当時、西畑大吾くんは朝ドラの役作りのため坊主にしていました。
私の目は坊主の彼にしか行きませんでした。
恐らくアイドルグループなのに、坊主の人がいることが不思議で不思議で仕方ありませんでした。
この時、どうしてこんなに坊主を不思議に思ったのかはよく分かりません。
でも、この時の私のとった行動が正しかったことだけは分かります。
速攻調べました。
なにきんとは何なのか。
坊主の人は何故坊主なのか。
そして、関連に出てきたんです……
え……………?
人生最大の衝撃を受けました。
『本当にこの世のものなの?』『3次元にこんな人がいるなんて……2次元じゃないのこの子……?』『顔の作りどうなってんの?』
パニック状態でした。こんな感覚は初めてでした。顔がドストライクとか、そういうレベルでは語れない。今まで推しを初めて見た時にこんな感覚に陥ったことはありませんでした。
これからの人生で葉月渚を超えてくる推しはもういないと思ってた
Free!を超える感動と希望を与えてくれるものもないと思ってた
そんな中、出会った大西流星というまだ名前と顔しか知らない人物。
まだ何も分からないけれど、見た瞬間に『この子は私の推しだ。推すしかない。』と直感で思いました。
それからひたすら大西流星くんについて調べました。過去のまいジャニもたくさん見ました。
生まれて初めてMyojoを買いました。その頃は、自分がジャニーズを好きになったことに対して羞恥心があったため、Myojoを買うのすら緊張しました。
初めての三次元の推し。
初めてのジャニーズ。
何もかもが新鮮でとても楽しかったです。
その時はなんとなく『私は死ぬまで大西流星くんのファンなんだろうな』と思いました。
もう何年も前のことだけれど入試休み暇すぎて勢いで書いちゃいました🥰また何か書き留めておきたいことがあったら書きます。読んで頂きありがとうございました!